幼児期に受けた精神的なダメージや、日常的にたまっているストレスは、こころの奥深くに潜んで、さまざまな心身の病いを引き起します。これらのこころの傷を根本から癒し、新しい自分に気づかせてくれるのが「イメージ法」です。
さまざまな心身の病に悩む現代人に、イメージ療法の第一人者が、その解決法をやさしく紹介します。
【目次より】
[第一部]自分と仲よくなれる日――治癒へのプロセス
ことばは強い味方
情けない自分
どんな変化もストレスになる
「やらなくちゃ」がいっぱい
ストレス反応に、じょうずに対応できるリラックス法
トラウマの記憶
自分を責めなくていい
死生観
共依存からの解放
[第二部]イメージ・レッスン~実践篇
●イメージ法
わたしたちは、いつもイメージと暮らしている
はじめにイメージありき
イメージは内的な五感の経験
イメージを描く前に
パニック・コントロール
●症状別イメージ法
不安や痛みのコントロール
頭痛の緩和イメージ法
不眠を心地よい眠りに変えるイメージ法
皮膚炎のイメージ法
がんのイメージ療法
死と再生のイメージ法