平成八年から平成十三年まで『産経新聞』夕刊に平均月一回掲載された、深い宗教的な洞察に満ちた随想集。自然・文化・社会・人間など、さまざまなテーマを通して、新世紀をいかに生きるべきかを「語る」52話と2篇の論文。これまで語られることのなかった、著者自身の数々のエピソードや幼い頃の思い出も、随所にちりばめられています。
【目次より】
一 平成八年~九年に「語る」
国際貢献・子供・肉体・虫・寒・夢・神話・ひな祭り・桜・緑・思い出の映画・星・書・童話・決断・結婚・年の瀬に思う
二 平成十年に「語る」
年頭の対話・孫・こだわりの一品・一枚の絵・離婚・薫り・未練・夕焼け・髪・一芸
三 平成十一年に「語る」
正しい信仰を持とう ただ一つ「ウソをつかない」・初心・電報・屋台・文房具・童心・お見合い・平凡・団らん・懸念・働く・大晦日
四 平成十二年~十三年に「語る」
弁当・名誉・健康法・進化・老い・同級生・誤算・氷菓・運命・沈黙・幼年時代・我と汝・受験・声・草
五 赤い弓と矢の話