夢の理論を精神分析の中核に据えたフロイドにとって、夢の解釈とはまさに人間の無意識解明への「王道」であった。フロイドが自己の著作の中で最も重要視し愛着を寄せた大著の決定版的名訳!
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【目次より】
1 夢の問題を扱った学問的文献
夢と覚醒状態との関係/夢の材料/夢の刺激と夢の源泉/目が覚めるとなぜ夢を忘れてしまうのか/夢の心理学的特異性/夢の中の倫理的感情/夢理論と夢の機能/夢と精神病との関係
2 夢判断の方法──ある夢の実例の分析
3 夢は願望の充足である
4 夢の歪曲
5 夢の材料と夢の源泉
夢の中に出てくる最近のものと些末なもの/夢の源泉としての幼児的なもの/身体的夢源泉/類型夢